2021/11/10に「ゆるはち.it」に初めて参加しました。初参加となったゆるはち.itは「第35回ゆるはち.it: Flutter についてゆるく話す」でした。
参加したきっかけ
今回のイベントのテーマは「Flutter」でした。FlutterはAndroid / iOS等のマルチプラットフォームのアプリケーションを作ることができるフレームワークです。
このブログを立ち上げたきっかけが「WEBの勉強をする」ということで最近は色々とWEB系の情報収集をしているところなのですが、ConnpassにてWEB系のセミナーを探していたところFlutterの名前が目に止まりました。
自分は現在ハードウェアエンジニアですがスマホアプリを作ることに興味があり、1年ほど前に友人と一緒にFlutterを勉強してアプリをリリースしたことがありました。FlutterはUIのパーツが色々と用意されているため、アプリ製作初心者の自分にも比較的簡単にアプリを作れるのではないかと考えてFlutterを使ってみました(実際には初心者にとっては難しいことも多かったです)。
ということで、以前Flutterを使ったことがありWEBの勉強にも通じるところがあって改めて興味がわきましたので、これをきっかけに今回こちらのイベントに参加しました。
ちなみに以前Flutterでリリースしたアプリは目標の達成をサポートするアプリで、以下に各アプリストアのリンクをご紹介します。
達成したい大きな目標があるけど達成するための行動をなかなか続けられない。そんな状況を解決するために「大きな目標を小さく分割して、その小さな目標のひとつに7日間毎日取り組もう。小さなことを毎日続けられたら7日後には大きな目標の達成に近づけるはず。」というコンセプトで作ったアプリです。
初めて参加してみて
「ゆるはち.it」は株式会社ビルディットの社員さんが中心に開催しているイベントということで、初参加した第35回も社員さんの参加が多く、ハードウェアエンジニアの自分はそこにお邪魔する形でプロ達の開発現場の様子を想像しながらライトニングトークを興味深く聞いておりました。
社員さんが多いイベントでライトニングトークもある形式でしたが、全体の人数が十数人でそれぞれ自己紹介タイムもあり全体としては座談会の様なWelcomeな雰囲気でとても楽しめました。
今回のイベントを通して個人的に興味深かったことは、現場のデザイナーの仕事内容です。トークテーマがFlutterでしたので、Flutterの視点からデザイナーがどの様なことを考えてUIを設計しているかということについて少し垣間見ることができました。
自分は普段デザイナーと仕事することが無いため、デザイナーという職業が存在していることは知っていますが「デザイナーが何を考えて何をしているのか」ということは全く知りません。今回のイベントを通してデザイナーの視点やロジックを作るエンジニアとの関わりを少し見ることができて勉強になりました。
自分が友人とFlutterでアプリを作った時には2人とも「ロジックを作るエンジニア」という役割が中心で、一応UI周りは自分が担当しました。しかし、UIの設計はやってみると想像以上に難しいもので、無勉強の状態からは「何のUIパーツをどう配置したら使いやすいのか」判断のものさしとなるものが全然わかりません。FlutterはUIのパーツが用意されていますが、アイコンひとつをとってみてもどのデザインを使った良いのか、どこに置いたら良いのか、良いUIとして求められるポイントがわからずに既存のアプリを参考にしたりDribbble等のデザイン投稿サイトで手本を探したりして手探り状態でした。
イベントの全体の雰囲気としては座談会のようだったと書きましたが、ハードウェアエンジニアの自分にも話題を振っていただきましてありがたかったです。個人的には趣味の範囲でしかFlutterを触ったことがなかったのですが、色々とイベントの感想などを話させていただきました。またFlutterを勉強し直したい気持ちが湧いてきました。
初めて知ったキーワードのメモ
さて、ここでイベントを通して知ったキーワードを2つメモしておきたいと思います。
1つ目が「Vuetify」です。
Vue.jsのマテリアルデザインのUIライブラリだそうです。現在Vue.jsも勉強しているところですので、今後の選択肢の一つとして覚えておきたいと思います。
2つ目が「Tailwind CSS」です。
こちらはCSSのフレームワークとのことですが初めて知りました。Bootstrapと比べるとより低レベルのフレームワークで、カスタマイズ性が上がるようです。公式サイトのサンプルもカッコよくてちょっと興味がわきましたが、しかしこれ、HTMLのタグに直接インラインでスタイルを当てている様な書き方に見えまして、後々変更があった時に作業量が増える影響が出るのではないかと少し思いました。後日詳しく調べてみたいと思います。
以上、初めて「ゆるはち.it」に参加したことについて書きました。次回も可能であれば参加したいと思います。
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